Rewrite-■

Rewriteをクリア.CG/背景/BGM回収率は全て100%を達成.トータルプレイ時間は60時間程度.
以下ネタバレなので注意.

Terraルート概要;Terraルートでは各所で無数の選択肢が現れるが予め選択肢に正解マークが表示される仕様,これはMoonルートで月の篝が人類が生き残る唯一の可能性を見出したルートをTerraルートで再現しているからと解釈.
幼少の頃の瑚太郎は上書き能力のせいで学校内で孤立.マーテルの会員である両親に連れられ会合で講演を聴いていたある日,休憩時間に朱音と出会う.Moonルートで明かされた通り実は瑚太郎は西九条先生と同年代の年上,朱音は殆ど言葉を話すことが出来ない..幼少の頃から両親とは歯車の噛み合わなかった瑚太郎は当時から風祭に出現するUMAを夜な夜な狩る遊びをして心を満たす.
両親との軋轢に耐えかねて家を飛び出した瑚太郎は恐竜のような魔物と森で遭遇,当時から上書きによって身体を強化していたが身体が硬直してしまい死を予感するがガーディアン(若かりし頃の江坂達)に助けられ,孤立している瑚太郎の良き相談相手になってくれた.江坂は瑚太郎の能力を見抜きガーディアンに引き抜こうとする.マーテル脱退の件で親と口論になった夜,瑚太郎は江坂の提案を受け入れる.ちなみに次の日の早朝に神戸家は家族旅行に出発,小鳥の両親はここで他界.
近所に越して来た神戸家の一人娘小鳥は天才児で常に人を見下すような態度をとり瑚太郎も日頃からバカにされていた.天王寺家とは両親の仲が良かったためマーテルの会合に来たこともあったがマーテルの実態を一瞬で見抜いた小鳥は瑚太郎を「ただ逃げているだけ」と罵り早々と会合から離脱.ペロが神戸家に引き取られまったく懐かなかったエピソードが入る.小鳥ルートでの告白と大差無い内容であるが小鳥はやはりペロに情を注いでいた.
そんな小鳥の姿を見た瑚太郎はマーテル脱退を決意,徐々に会合へ出向く頻度を減らしていたある日,加島桜に声をかけられる.桜と交わした会話のなかで瑚太郎がガーディアンとの接触の有無を探っている模様.時系列的には瑚太郎はまだガーディアン所属前のため,桜には野良の能力者であるという印象に留まる.
ガーディアンの訓練生となった瑚太郎は体力テストでは最下位,下位集団には今宮や西九条の姿も.風祭感謝祭が開催され瑚太郎チームは街の警戒にあたるがどうしても手柄が欲しい今宮と西九条は独断専行で持ち場を離れる.瑚太郎も仕方なくあとを追うが森で魔物に遭遇,その近くで樹に登り降りられなくなった朱音を発見する.魔物と戦闘しながら無事朱音を救出した瑚太郎は危険信号とは異なる奇妙な気配を察知する.そこで可視化した奇跡,篝に出会う.ガーディアンの目的は《鍵》の排除であるが瑚太郎はそれをしてはいけないと瞬時に悟り篝を逃がす.組織には篝,朱音のことを報告せず瑚太郎は罪悪感に苛まれ自ら戦地での研修を江坂に申し出る→Terraルートのプロローグに繋がる.
海外で過酷な傭兵生活を数年間続ける瑚太郎の元に麻薬精製工場襲撃の任務が下る,工場には魔物と魔物使いが警護にあたっており瑚太郎達は仲間を失いながら最深部へ到達,そこで見たのは現地で親しくなった子供たちが集団で巨大な魔物(この土地では精霊と呼ばれている)を操っていた.上官からの命令は射殺.それに従えなかった瑚太郎は停滞することを止めガーディアンを抜けることを決意した.
数ヵ月後日本の江坂さんから帰還指令が下る.
気配を感じ篝を匿った森に再び訪れた瑚太郎,そのさらに奥の丘で篝と再会した瑚太郎は再生不可能な一線を越えてしまった地球に救済を起こさせないために篝と協力し星の死を止めたいと願い出る.
偽名を使いガイアに潜入した瑚太郎はマーテルの実権を握る洲崎との接触に成功,ガイア内の諜報活動を任される.加島桜に再び面会出来るチャンスを得た瑚太郎はガイア内部の撹乱を画策.ガーディアン側では瑚太郎は森の巡回を任される.そこで小鳥と再会,小鳥はドルイドの勅命を受け篝を結界内で匿っていた.
強硬派洲崎は聖女の後継者となる朱音を狙うがどうしても非常になりきれない瑚太郎は朱音を助けてしまい,加島桜に本心を見抜かれてしまう.それを咎める篝,もう瑚太郎に協力の意志はないものと考えた篝は暴走しかけるが瑚太郎は篝に惹かれていることを告白.
風祭では収穫祭を目前にガーディアン,ガイアの強硬派,聖女隊の三つ巴の戦争が勃発,瑚太郎をこの世界に引き込んだ張本人で尊敬する師でもある江坂を打ち破り,聖女隊と加島桜が操る地竜の決戦に勝利.人口来世に次なる聖女として連れ込まれた朱音を救出するためにボロボロの身体で乗り込んだ瑚太郎だが全てを諦めた魔物使い達に抵抗され圧縮空間に取り込まれそうになるがなんとその窮地を救ったのはあれほど反りが合わずに嫌悪し絶縁状態にあったはずの両親の両手であった.
全てを終え森の奥の丘に辿り着いた瑚太郎を待っていたのは半分樹木となりかけた篝.全てを犠牲にし全てを裏切り自分の為に必死に戦ってくれた瑚太郎に対して良い記憶を見せてもらえたと喜ぶ.しかし”救済”は既に始まってしまっている.篝は瑚太郎を操りオーロラの大剣で自らを貫き救済を回避.瑚太郎は気付いた,篝が望んだ記憶.人類は何としてでも,この地球を食い潰してでも我が子の為に広がっていかねばならないという母のような慈愛を.
辛うじて救われた世界で人々は助け合いながら生きてゆく..数年が経過しこの街に古くから伝えられるオカルトの真偽を確かめようと森の奥に聳え立つ大樹の前に辿り着いたオカ研メンバー(ヒロイン5人)は伝説に従い魔物(瑚太郎)を召喚して月へと飛び立つ.孤独に月で永遠を過ごす篝に会うために・・オーラスエンド.
麻枝准の曲は3曲.Terraシナリオは麻枝准節がみられたような気がするけど?